不法係留ヨット撤去作業を行ないました
弊社では木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の建物以外にも
様々なものを解体します。
今回は横浜市、行政からのご依頼で、平潟湾の港内にある
ヨットとボートの撤去作業を行ないました。
海の真ん前の素晴らしい景色に、作業ではなくこのまま釣船に乗り込みたい衝動にかられつつ、バリケードを外し、港湾内に解体重機を乗り入れます。
ヨットを吊り上げるラフタークレーンも後に続きます。
ヨットは破損して半水没しているため、かなりの重量があります。
船体はFRPと呼ばれる(繊維強化プラスティック)素材で出来ているのですが、
強化とはいってもやはりプラスティックです。重機で弱い部分を一箇所をつかんでも、船全体の重量に耐え切れず、千切れてしまいます。
なるべく頑丈な部分を探りながら重機でがっちり掴み、水際まで移動させました。
ここからはナイロンスリングと呼ばれるバンドを全体に回しラフタークレーンで
吊り上げる方法に切り替えます。
胴長靴を履いてナイロンスリングを通している解体スタッフは今回10年ぶりに海水に
浸かったとのこと。←余談です(笑)
さあ、ここから重機とラフタークレーンの連携プレー。合図を確認しながら注意深く吊り荷を移動させていきます。
待ち受けているのは、10tコンテナ車のデカい箱。この中に積込みます。
見事にすっぽり収まりました!
ヨット撤去後。スッキリと綺麗になりました。景色が良い!
ワイ・エス・ディでは建物解体をはじめ、さまざまな解体工事、撤去作業を行なっております。
お困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。